【e-Bikeレンタサイクル】1日で京都の東西を制覇する爽快京都旅【桂川・嵐山・二条城・京都御苑】
「せっかく京都に来たなら、もっと自由に、もっと自分らしく旅を楽しみたい!」そう思いませんか?
e-Bikeでの京都観光は、想像以上に楽しくて快適です!
目次
e-Bikeで京都観光がおすすめな理由
京都観光の移動手段をバスで考えるのはあまりオススメしません。京都駅を出発して清水寺や祇園を回る系統は、京都駅からすでに大勢の観光客で混み合っています。旅の貴重な時間を、満員のバスの中で過ごすのはもったいないですよね。


そこでおすすめなのが、自転車です。特にe-Bike(電動アシスト付きのスポーツタイプの自転車)なら、京都観光の悩みをすべて解決してくれます。
では、なぜe-Bikeが京都観光に最適なのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
1. 混雑知らずで移動がスムーズ
バスや電車と違い、e-Bikeなら自分の好きなタイミングで出発し、好きなルートを走れます。観光シーズンの大通りでも、車が入れない細い路地裏を抜ければ、渋滞や混雑を気にすることなく、目的地へスムーズにたどり着けます。
2. 坂道もラクラク、疲れ知らず
京都には清水寺や銀閣寺など、坂道が多い観光地がたくさんあります。普通の自転車では大変な坂道も、e-Bikeの強力な電動アシストがあれば、まるで平地を走っているかのように軽々進めます。観光の途中で疲れてしまう心配もありません。
3. 街の魅力を発見できる
バスやタクシーでは通り過ぎてしまうような小さな神社やお地蔵様、風情あるお店の数々。自転車なら、気になった場所でいつでも自由に立ち止まれます。五感で京都の街を感じながら、自分だけのお気に入りスポットを見つけられるのも、サイクリングの醍醐味です。
4. 荷物も手ぶらで身軽に観光
お店に荷物を預ければ、重たい荷物を持ち歩く必要はありません。キャリーケースなどの大きな荷物も預けられるので、身軽に快適なサイクリングを楽しめます。
e-Bikeが京都観光に最適な理由はたくさんあります。では、実際にe-Bikeに乗ると、どのように旅が変わるのでしょうか?私がWanderCycle Kyotoのe-Bikeで、朝9時から16時まで、実際に鴨川・嵐山・二条城・御所と、京都の東西を一日で縦横無尽に巡った旅の様子を、写真とともに詳しくお伝えします。
さあ、一緒に京都の旅を始めましょう。
レンタルは簡単!WanderCycle Kyotoへのアクセス
京阪電車「七条」駅からアクティビティはスタート。まずは電動自転車レンタルのために、「WanderCycle Kyoto」の店舗へ向かいます。
地下の七条駅から地上へと出たら、目の前の「七条通」をほんの少し東に進んで、その後南に曲がります。曲がる時の目印は「喫茶アマゾン」です。このレトロでかわいらしい喫茶店が見えたら、その交差点を南へと入ります。


交差点を曲がってすぐに、大きな布看板がかかった店舗が見えてきます。
夏と冬は店頭のシャッターが下りていることもありますが、毎日9時~17時は元気に営業していますので、どうぞお気軽にインターホンを押して中へお入りください。

ドアは少し重めですが、入店すると、スタッフの明るい笑顔が出迎えてくれます!ご予約なしでご来店の場合、スタッフが2階にいることもあるので、その際はカウンターの呼び出しボタンを押して少しだけお待ちください。
9:00- 貸出の手順:旅の準備は万端に
レンタル前には、荷物を預けられる「荷物預かりオプション」を利用しました。持ってきたキャリーケース等を預ければ、手ぶらで身軽にサイクリングを楽しめます。大きな荷物でも安心してお預けください。ご希望の方は、事前に「お問い合わせフォーム」からお申し込みいただくか、レンタル当日にスタッフまでお声かけください。

今回レンタルしたのは、Tern VEKTRONというe-Bikeです。小回りの利く小さめのタイヤとパワフルな電動アシストが特徴で、e-Bike初心者の方でも安心して乗れるおすすめの車種です。

まずはスタッフにサドルの高さを調整してもらい、乗り方について丁寧に教えてもらいます。アシストモードの変更方法やギアの使い方、バッテリーの外し方などなど……。さらに、京都の交通マナーや安全な走り方についても説明があります。わからないことは何でも気軽に質問できます。

最後に、注意事項をまとめた紙がもらえます。

お財布やスマホケースに入れておくと安心です。こちらは日本語と英語の2種類をご用意しています。

鍵とヘルメットは無料で借りられます。ヘルメットはS、M、Lの3種類からサイズを選べるので、自分にぴったりのものを選んで、安全にサイクリングを楽しみましょう。
9:20- 鴨川~淀川サイクリングロード(京奈和自転車道)
さて、いよいよ出発です。お店を出て、鴨川を南へ。京都の東側を走る鴨川と、西側を走る桂川の合流地点を目指します。

秋の青空の下、川沿いを風を切りながら走る開放感は、自転車ならでは。川を泳ぐ魚や優雅に佇むサギなど、バスや電車では見ることのできない鴨川の様子を観察することができます。

鴨川から桂川サイクリングロード(京奈和自転車道)へ入り、いよいよ嵐山へ向かって桂川沿いを北上します。道は自転車と歩行者専用に整備されており、自然を感じながら快適なサイクリングを楽しみます。

このサイクリングロードでは、VEKTRONの性能が存分に発揮され、サイクリングをより楽に、より深く満喫することができます。
- 🚲 立ち止まる自由
- 目の前に美しい山や空の景色が広がれば、ディスクブレーキで「止まりたい」と思った瞬間に安全に停車。写真を撮りたい時や、地元の公園でひと息入れたい時など、自分の好きなタイミングで立ち止まれます。
- 🍃 走り出す快適さ
- 休憩後に再出発する際も、自然なアシストがすぐに効き、ペダルの重みを感じさせません。終始自分のペースで、自然豊かな風景と地元の生活(広がる畑など)をじっくりと楽しみながら目的地へと向かいます。

10:30- 竹林の径
爽快なサイクリングロードを走り抜け、気づけば嵐山の入口に到着です。

東山からここまで約15kmの道のりですが、e-Bikeの快適さのおかげで体力は十分残っています!まずは嵐山を象徴する竹林の径へ。嵐山エリアは徒歩の観光客が非常に多いですが、自転車なら人混みに巻き込まれることなくスムーズに目的地へと向かえます。

空へと伸びる竹が作る心地よい日陰の中を歩き、深呼吸をすると、心が落ち着く深い緑の香りに包まれます。自転車を押して、ゆっくりと竹の径を散策します。
11:00- キモノフォレストと渡月橋
竹林を後にし、嵐電・嵐山駅前のキモノフォレストに立ち寄ります。色彩豊かなこのフォトジェニックスポットは、友禅を用いた約600本のポールが林のように並ぶ、色彩豊かなインスタレーションです。一本一本異なる伝統的な模様が施された柱を観察。伝統文化とモダンなアートのコラボレーション空間に刺激を受けます。

その後は、嵐山を象徴する渡月橋へ。橋の東側には雄大な桂川が流れ、西側には遠くまで広がる嵐山の山並みが見られます。橋を降りれば、今度はテレビや雑誌でよく目にする、橋全体を画面に収められる絶好のアングル。自然に囲まれ、季節の移ろいによって表情を変える景色は何度見ても格別です。

嵐山のランドマークを満喫した後は、甘いものでひと息入れましょう。「古都芋本舗」さんで、人気No.1の「炙りみたらし団子」をいただきます。「ちょっと甘いものが欲しい」「休憩したい」と思った時に、バスや電車の時間を気にせず好きなタイミングで行動できるのが、自転車観光のいいところです。

砂糖と醤油のバランスが完璧なタレともちもちの団子の組み合わせは、体中に染み渡る美味しさ。お団子でエネルギーをチャージして、これからの行程への準備も万全です。
11:50- 嵐山モンキーパーク いわたやま
渡月橋での休憩を終えたら、嵐山観光のユニークなスポット、嵐山モンキーパーク いわたやまへと向かいます。自転車はモンキーパーク臨時駐輪場(無料)へ駐輪します。駐輪場は、モンキーパークへ入る階段を通り過ぎ、賑やかな屋台の集まるエリアを抜けた先にあります。

モンキーパークの入口は、檪谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)の境内にあります。受付でチケットを購入後、山頂まで約20分のゆるやかなハイキングが続きます。山道はなだらかでしっかり整備されており、短い間隔でベンチも設置されているため、無理なく登頂できます。そして何より、ここまでの移動でe-Bikeを使い体力を温存できているため、ハイキングも適度な運動として楽しむことができます。


山頂休憩所へ到着。ここでは、野生のニホンザルが自由に動き回って生活しています。子ザルが追いかけっこをする姿や、池の水を飲んだりする姿など、サルたちの自然な日常を間近で観察できる貴重な体験です。


12:30- 二条城
モンキーパークでの体験の後は、嵐山エリアを出て、三条通を東へ進みます。
しばらく落ち着いた住宅街を走ると、芸能神社として有名な「車折神社」が見えてきます。今回は時間の都合で立ち寄れませんでしたが、自転車でのアクセスがしやすい位置にある神社です。

さらに走ると、三条通と嵐電の路面区間とが交差する地点があります。嵐電は京都で見られる唯一の路面電車であり、紫の特徴的な車体で知られています。運よく、嵐電がすぐそばを通過する瞬間を撮影することができました!

二条城を訪れる前に、円町にあるカフェで京都らしい抹茶スイーツをいただきます。休憩を兼ねて立ち寄ったのは地域の方に愛される「円町マルシェ」さんです。店先で地元野菜の販売もされています。
今回いただいたのは、抹茶あんみつ(アイスクリーム付き)。寒天ゼリーにつぶあんや甘く煮たさつまいもがのせてあり、その上から抹茶シロップがたっぷりかかっています。やさしい甘さの冷たい和スイーツ、とても美味しかったです。

喫茶店から5分ほど走ると、世界遺産・二条城へ到着です。二条城は、最寄りの駅が地下鉄や市バスとなるため、他の人気観光スポットに比べると公共交通機関でのアクセスがやや不便です。しかし、e-Bikeなら、嵐山からの長距離を快適に走り抜け、移動のストレスなく直接アクセスすることができます。二条城へ行くなら、自転車がいちばん快適かつ便利な方法でしょう。

二条城の前を通る道には自転車通行用の道が整備されており、「自転車は徐行」の案内があります。人通りの多い二条城前を、自転車で安全に走行できます。
自転車は、二条城の南側にある来城者専用の駐輪場(有料)へ停めておきます。駐輪場は二条城から徒歩で2分程度の場所にあります。入庫時間は8:15~16:00、出庫時間は18:00までとなっているので、時間に注意して利用しましょう。

徳川家康が築城した二条城は広大な敷地を有しています。敷地内に遺されている二の丸御殿や本丸御殿など、歴史的な建物を見学しつつ、美しい庭園をじっくりと見回って歩きました。そして、かつて天守閣が存在した天守閣跡へ。ここからは大きな本丸御殿を一望することができます。


14:20- 京都御苑(御所)
世界遺産・二条城を後にし、次に向かったのは京都御所です。京都の中心部にありながら、車通りもお店もなく、賑やかさから離れて心を落ち着けられる場所です。御苑内は緑豊かで、梅林や桃林、桜など、四季折々の自然の様子を楽しむことができます。

御苑内には砂利が厚く自転車で走れない箇所と、砂利が少なく走りやすい箇所があります。走れない場所では、景色を楽しみながらゆっくりと自転車を押して歩き、走りやすい場所ではe-Bikeの軽快なアシストを活かしたサイクリングを楽しみます。

ちなみに、御所の中の見学は、現在通年予約不要で行われており、自由参観のほか、職員による日本語・英語・中国語の案内も行われています。かつて天皇が暮らした、歴史的な建造物をじっくり見学したい方におすすめです。
まとめ:e-Bikeで自由な京都観光を!
今回の旅は、東山を起点に鴨川から桂川の開放的なサイクリングロードを駆け抜け、嵐山の自然と歴史に触れ、さらに二条城や御所といった京都市内の歴史的な核まで、京都の東西を一日で横断するという、非常に充実したルートをご紹介しました。みなさんも、ぜひ実際に体験してみてください。
バスや電車では見落としてしまう自然の風景や、そこに息づく人々の暮らし。京都には、日常のすぐそばに豊かな自然と趣深い歴史が眠っています。e-Bikeでの観光なら、そのすべてを体験することができます。体力に不安のある方でも、e-Bikeの最適なアシストがあれば、長距離移動も坂道も安心です。
人混みから離れて、自分だけのペースで京都を満喫したいなら、e-Bikeでの京都観光をおすすめします!
そして、WanderCycle Kyotoのサービスが、自転車での京都観光をより快適にします。
手ぶらで快適に観光
お店で荷物を預かってもらえるので、大きな荷物を気にせず身軽に動けます。
安心のサービス
レンタル時には、整備が行き届いた自転車を用意してもらえるだけでなく、交通マナーや安全な走り方についても丁寧に説明してもらえます。おかげで安心してサイクリングを楽しめます。
最高のロケーション
東山にあるお店は、伏見や鴨川といった人気観光地へのアクセスが抜群。効率よく観光をスタートできます。
「京都の何気ない日常の風景を五感で楽しみたい」「体力を気にせず自由に移動したい」そうお考えの方には、WanderCycle Kyotoでのe-Bikeのレンタサイクルを心からおすすめします。
さあ、あなたもe-Bikeに乗って、自分だけの京都の旅を体験してみましょう。