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【e-Bikeレンタサイクル】1日で京都の東西を制覇する爽快京都旅【桂川・嵐山・二条城・京都御苑】

「せっかく京都に来たなら、もっと自由に、もっと自分らしく旅を楽しみたい!」そう思いませんか?

e-Bikeでの京都観光は、想像以上に楽しくて快適です!

京都の鴨川。

e-Bikeで京都観光がおすすめな理由

京都観光の移動手段をバスで考えるのはあまりオススメしません。京都駅を出発して清水寺や祇園を回る系統は、京都駅からすでに大勢の観光客で混み合っています。旅の貴重な時間を、満員のバスの中で過ごすのはもったいないですよね。

京都市バスのバス停でバスを待つ人の長蛇の列。
京都は市バスが発達していますが、観光地を回るバスは超満員の状況です。何十分もバスを待つことも……。
京都市バスの窓に貼ってある「大きい荷物持ち込み禁止」のステッカー
市バスでは、大きい荷物のバス内への持ち込みは禁止されています。

そこでおすすめなのが、自転車です。特にe-Bike(電動アシスト付きのスポーツタイプの自転車)なら、京都観光の悩みをすべて解決してくれます。

では、なぜe-Bikeが京都観光に最適なのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

1. 混雑知らずで移動がスムーズ

バスや電車と違い、e-Bikeなら自分の好きなタイミングで出発し、好きなルートを走れます。観光シーズンの大通りでも、車が入れない細い路地裏を抜ければ、渋滞や混雑を気にすることなく、目的地へスムーズにたどり着けます。

2. 坂道もラクラク、疲れ知らず

京都には清水寺や銀閣寺など、坂道が多い観光地がたくさんあります。普通の自転車では大変な坂道も、e-Bikeの強力な電動アシストがあれば、まるで平地を走っているかのように軽々進めます。観光の途中で疲れてしまう心配もありません。

3. 街の魅力を発見できる

バスやタクシーでは通り過ぎてしまうような小さな神社やお地蔵様、風情あるお店の数々。自転車なら、気になった場所でいつでも自由に立ち止まれます。五感で京都の街を感じながら、自分だけのお気に入りスポットを見つけられるのも、サイクリングの醍醐味です。

4. 荷物も手ぶらで身軽に観光

お店に荷物を預ければ、重たい荷物を持ち歩く必要はありません。キャリーケースなどの大きな荷物も預けられるので、身軽に快適なサイクリングを楽しめます。

e-Bikeが京都観光に最適な理由はたくさんあります。では、実際にe-Bikeに乗ると、どのように旅が変わるのでしょうか?私がWanderCycle Kyotoのe-Bikeで、朝9時から16時まで、実際に鴨川嵐山二条城御所と、京都の東西を一日で縦横無尽に巡った旅の様子を、写真とともに詳しくお伝えします。

さあ、一緒に京都の旅を始めましょう。

レンタルは簡単!WanderCycle Kyotoへのアクセス

京阪電車「七条」駅からアクティビティはスタート。まずは電動自転車レンタルのために、「WanderCycle Kyoto」の店舗へ向かいます。

地下の七条駅から地上へと出たら、目の前の「七条通」をほんの少し東に進んで、その後南に曲がります。曲がる時の目印は「喫茶アマゾン」です。このレトロでかわいらしい喫茶店が見えたら、その交差点を南へと入ります。

喫茶アマゾンのある交差点。北を向いて撮影しています。
「喫茶アマゾン」のある交差点。右側の2階建ての建物が「喫茶アマゾン」です。
喫茶アマゾンの交差点からWanderCycle Kyotoのある方向を写した写真。
「喫茶アマゾン」側から、南を向くとこんな風に見えます。この道をまっすぐ進むと、店舗があります。

交差点を曲がってすぐに、大きな布看板がかかった店舗が見えてきます。

夏と冬は店頭のシャッターが下りていることもありますが、毎日9時~17時は元気に営業していますので、どうぞお気軽にインターホンを押して中へお入りください。

WanderCycle Kyotoの店頭の写真。水色の布看板が建物についており、レンタル用のe-Bikeが並んでいる。
WanderCycle Kyotoの店舗前。

ドアは少し重めですが、入店すると、スタッフの明るい笑顔が出迎えてくれます!ご予約なしでご来店の場合、スタッフが2階にいることもあるので、その際はカウンターの呼び出しボタンを押して少しだけお待ちください。

9:00- 貸出の手順:旅の準備は万端に

レンタル前には、荷物を預けられる「荷物預かりオプション」を利用しました。持ってきたキャリーケース等を預ければ、手ぶらで身軽にサイクリングを楽しめます。大きな荷物でも安心してお預けください。ご希望の方は、事前に「お問い合わせフォーム」からお申し込みいただくか、レンタル当日にスタッフまでお声かけください。

「荷物」預かりオプションを利用するために、店舗スタッフに持参したキャリーケースを預けている様子。
今回はキャリーケースを預けます。スタッフによって丁寧に保管場所へ運ばれていきました。

今回レンタルしたのは、Tern VEKTRONというe-Bikeです。小回りの利く小さめのタイヤとパワフルな電動アシストが特徴で、e-Bike初心者の方でも安心して乗れるおすすめの車種です。

赤い車体のVEKTRON。
赤色のVEKTRON。最適なタイミング・パワーでアシストしてくれる電動アシストがあり、脚への負担を減らしてくれるため、長距離のサイクリングにもオススメです。

まずはスタッフにサドルの高さを調整してもらい、乗り方について丁寧に教えてもらいます。アシストモードの変更方法やギアの使い方、バッテリーの外し方などなど……。さらに、京都の交通マナーや安全な走り方についても説明があります。わからないことは何でも気軽に質問できます。

電動自転車VEKTRONの操作方法について説明しているスタッフの写真。
わかりやすい、ポイントを押さえたレクチャー。

最後に、注意事項をまとめた紙がもらえます。

WanderCycle Kyotoでの自転車レンタルの注意事項をまとめた小さな紙。
注意事項をまとめた紙。

お財布やスマホケースに入れておくと安心です。こちらは日本語と英語の2種類をご用意しています。

無料レンタルオプションの様々なタイプのヘルメットが机の上に並んでいる写真。
無料レンタルをしているヘルメットは、いろいろなサイズ・デザインがあります。

鍵とヘルメットは無料で借りられます。ヘルメットはSML3種類からサイズを選べるので、自分にぴったりのものを選んで、安全にサイクリングを楽しみましょう。

9:20- 鴨川~淀川サイクリングロード(京奈和自転車道)

さて、いよいよ出発です。お店を出て、鴨川を南へ。京都の東側を走る鴨川と、西側を走る桂川の合流地点を目指します。

WanderCycle Kyotoの店先から、清水寺へ向かう道を写した写真。
穏やかな鴨川沿い。ランニングやウォーキングをしている方ともすれ違います。

秋の青空の下、川沿いを風を切りながら走る開放感は、自転車ならでは。川を泳ぐ魚や優雅に佇むサギなど、バスや電車では見ることのできない鴨川の様子を観察することができます。

鴨川を自転車で走る様子。
七条付近の鴨川は、道幅が広く自転車で特に走りやすくなっています。

鴨川から桂川サイクリングロード(京奈和自転車道)へ入り、いよいよ嵐山へ向かって桂川沿いを北上します。道は自転車と歩行者専用に整備されており、自然を感じながら快適なサイクリングを楽しみます。

「琵琶湖疎水」の立て看板の前にVEKTRONを並べて記念撮影。
京奈和自転車道には嵐山までポールが点々と設置されています。京奈和自転車道は、嵐山と和歌山港とをつなぐ道です。

このサイクリングロードでは、VEKTRONの性能が存分に発揮され、サイクリングをより楽に、より深く満喫することができます。

🚲 立ち止まる自由
目の前に美しい山や空の景色が広がれば、ディスクブレーキで「止まりたい」と思った瞬間に安全に停車。写真を撮りたい時や、地元の公園でひと息入れたい時など、自分の好きなタイミングで立ち止まれます。
🍃 走り出す快適さ
休憩後に再出発する際も、自然なアシストがすぐに効き、ペダルの重みを感じさせません。終始自分のペースで、自然豊かな風景と地元の生活(広がる畑など)をじっくりと楽しみながら目的地へと向かいます。
清水寺へ向かう坂道。道のわきには古い建物が並んでいる。
秋空を反射する桂川。真ん中に鳥が佇んでいます。快適な走行が、景色を堪能する余裕を生み出します。

10:30- 竹林の径

爽快なサイクリングロードを走り抜け、気づけば嵐山の入口に到着です。

茶わん坂中腹にある市営駐車場の入り口。
京奈和自転車道の南端(起点)へ到着。

東山からここまで約15kmの道のりですが、e-Bikeの快適さのおかげで体力は十分残っています!まずは嵐山を象徴する竹林の径へ。嵐山エリアは徒歩の観光客が非常に多いですが、自転車なら人混みに巻き込まれることなくスムーズに目的地へと向かえます。

伏見稲荷大社の千本鳥居。
竹林の径は、嵐山に来たら一度は訪れたいスポットです。

空へと伸びる竹が作る心地よい日陰の中を歩き、深呼吸をすると、心が落ち着く深い緑の香りに包まれます。自転車を押して、ゆっくりと竹の径を散策します。

11:00- キモノフォレストと渡月橋

竹林を後にし、嵐電・嵐山駅前のキモノフォレストに立ち寄ります。色彩豊かなこのフォトジェニックスポットは、友禅を用いた約600本のポールが林のように並ぶ、色彩豊かなインスタレーションです。一本一本異なる伝統的な模様が施された柱を観察。伝統文化とモダンなアートのコラボレーション空間に刺激を受けます。

嵐電の嵐山駅にある、キモノフォレスト。
嵐電の嵐山駅にある、キモノフォレスト。

その後は、嵐山を象徴する渡月橋へ。橋の東側には雄大な桂川が流れ、西側には遠くまで広がる嵐山の山並みが見られます。橋を降りれば、今度はテレビや雑誌でよく目にする、橋全体を画面に収められる絶好のアングル。自然に囲まれ、季節の移ろいによって表情を変える景色は何度見ても格別です。

東福寺の境内にある参拝者用の駐輪場。
渡月橋東側の桂川の眺め。橋の上には秋風が心地よく吹き抜けます。

嵐山のランドマークを満喫した後は、甘いものでひと息入れましょう。「古都芋本舗」さんで、人気No.1の「炙りみたらし団子」をいただきます。「ちょっと甘いものが欲しい」「休憩したい」と思った時に、バスや電車の時間を気にせず好きなタイミングで行動できるのが、自転車観光のいいところです。

嵐山で人気のおやつ「炙りみたらし団子」です。
嵐山で人気のおやつ「炙りみたらし団子」です。

砂糖と醤油のバランスが完璧なタレともちもちの団子の組み合わせは、体中に染み渡る美味しさ。お団子でエネルギーをチャージして、これからの行程への準備も万全です。

11:50- 嵐山モンキーパーク いわたやま

渡月橋での休憩を終えたら、嵐山観光のユニークなスポット、嵐山モンキーパーク いわたやまへと向かいます。自転車はモンキーパーク臨時駐輪場(無料)へ駐輪します。駐輪場は、モンキーパークへ入る階段を通り過ぎ、賑やかな屋台の集まるエリアを抜けた先にあります。

モンキーパークいわたやま臨時駐輪場。
左側にある、自転車が並んでいるエリアがモンキーパーク臨時駐輪場です。

モンキーパークの入口は、檪谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)の境内にあります。受付でチケットを購入後、山頂まで約20分のゆるやかなハイキングが続きます。山道はなだらかでしっかり整備されており、短い間隔でベンチも設置されているため、無理なく登頂できます。そして何より、ここまでの移動でe-Bikeを使い体力を温存できているため、ハイキングも適度な運動として楽しむことができます。

嵐山モンキーパークいわたやまの入口。
モンキーパークの入口。
モンキーパーク山頂までのハイキング。
鳥の声や風で木々がゆれる音を聞きながら、山道を上ります。

山頂休憩所へ到着。ここでは、野生のニホンザルが自由に動き回って生活しています。子ザルが追いかけっこをする姿や、池の水を飲んだりする姿など、サルたちの自然な日常を間近で観察できる貴重な体験です。

嵐山モンキーパークいわたやまの山頂休憩所からは、市内を一望できる。
山頂からの眺めは絶景です。中央に見える川がここまで走ってきた桂川です。
野生のニホンザルを観察できます。
野生のニホンザルを観察できます。

12:30- 二条城

モンキーパークでの体験の後は、嵐山エリアを出て、三条通を東へ進みます。

しばらく落ち着いた住宅街を走ると、芸能神社として有名な「車折神社」が見えてきます。今回は時間の都合で立ち寄れませんでしたが、自転車でのアクセスがしやすい位置にある神社です。

車折神社の写真。
車折神社。

さらに走ると、三条通と嵐電の路面区間とが交差する地点があります。嵐電は京都で見られる唯一の路面電車であり、紫の特徴的な車体で知られています。運よく、嵐電がすぐそばを通過する瞬間を撮影することができました!

嵐電の路面区間。紫色の電車が道路を走っている。
嵐電は観光客だけでなく、地元の人々に愛されているローカル線です。

二条城を訪れる前に、円町にあるカフェで京都らしい抹茶スイーツをいただきます。休憩を兼ねて立ち寄ったのは地域の方に愛される「円町マルシェ」さんです。店先で地元野菜の販売もされています。

今回いただいたのは、抹茶あんみつ(アイスクリーム付き)。寒天ゼリーにつぶあんや甘く煮たさつまいもがのせてあり、その上から抹茶シロップがたっぷりかかっています。やさしい甘さの冷たい和スイーツ、とても美味しかったです。

今回いただいたのは、抹茶あんみつ(アイスクリーム付き)。寒天ゼリーにつぶあんや白玉、甘く煮たさつまいもがのっている、甘くて冷たい和スイーツです。
フレンドリーなお店の方と、京都の話をしながらすこし休憩。

喫茶店から5分ほど走ると、世界遺産・二条城へ到着です。二条城は、最寄りの駅が地下鉄や市バスとなるため、他の人気観光スポットに比べると公共交通機関でのアクセスがやや不便です。しかし、e-Bikeなら、嵐山からの長距離を快適に走り抜け、移動のストレスなく直接アクセスすることができます。二条城へ行くなら、自転車がいちばん快適かつ便利な方法でしょう。

世界遺産・二条城の前でVEKTRONと記念撮影。
二条城の前でVEKTRONと記念撮影。

二条城の前を通る道には自転車通行用の道が整備されており、「自転車は徐行」の案内があります。人通りの多い二条城前を、自転車で安全に走行できます。

自転車は、二条城の南側にある来城者専用の駐輪場(有料)へ停めておきます。駐輪場は二条城から徒歩で2分程度の場所にあります。入庫時間は8:15~16:00、出庫時間は18:00までとなっているので、時間に注意して利用しましょう。

二条城南側の来城者専用駐輪場。
二条城南側の来城者専用駐輪場。

徳川家康が築城した二条城は広大な敷地を有しています。敷地内に遺されている二の丸御殿や本丸御殿など、歴史的な建物を見学しつつ、美しい庭園をじっくりと見回って歩きました。そして、かつて天守閣が存在した天守閣跡へ。ここからは大きな本丸御殿を一望することができます。

二条城内の庭園。
二条城内の庭園。
天守閣跡からの眺め。
天守閣跡からの眺め。昔にタイムスリップしたような景色が広がります。

14:20- 京都御苑(御所)

世界遺産・二条城を後にし、次に向かったのは京都御所です。京都の中心部にありながら、車通りもお店もなく、賑やかさから離れて心を落ち着けられる場所です。御苑内は緑豊かで、梅林や桃林、桜など、四季折々の自然の様子を楽しむことができます。

京都御苑内。

京都御苑内の様子。自転車がよく通る箇所は砂利がなく細い道になっています。
京都御苑内の様子。自転車がよく通る箇所は砂利がなくなり、細い道になっています。

御苑内には砂利が厚く自転車で走れない箇所と、砂利が少なく走りやすい箇所があります。走れない場所では、景色を楽しみながらゆっくりと自転車を押して歩き、走りやすい場所ではe-Bikeの軽快なアシストを活かしたサイクリングを楽しみます。

京都御苑内にある厳島神社の前の橋。
京都御苑内にある「厳島神社」の池にかかる橋。

ちなみに、御所の中の見学は、現在通年予約不要で行われており、自由参観のほか、職員による日本語・英語・中国語の案内も行われています。かつて天皇が暮らした、歴史的な建造物をじっくり見学したい方におすすめです。


まとめ:e-Bikeで自由な京都観光を!

今回の旅は、東山を起点に鴨川から桂川の開放的なサイクリングロードを駆け抜け、嵐山の自然と歴史に触れ、さらに二条城御所といった京都市内の歴史的な核まで、京都の東西を一日で横断するという、非常に充実したルートをご紹介しました。みなさんも、ぜひ実際に体験してみてください。

バスや電車では見落としてしまう自然の風景や、そこに息づく人々の暮らし。京都には、日常のすぐそばに豊かな自然と趣深い歴史が眠っています。e-Bikeでの観光なら、そのすべてを体験することができます。体力に不安のある方でも、e-Bikeの最適なアシストがあれば、長距離移動も坂道も安心です。

人混みから離れて、自分だけのペースで京都を満喫したいなら、e-Bikeでの京都観光をおすすめします!

WanderCycle Kyotoのレンタサイクルでレンタルした自転車VEKTRONを鴨川に停めている写真。

そして、WanderCycle Kyotoのサービスが、自転車での京都観光をより快適にします。

手ぶらで快適に観光

お店で荷物を預かってもらえるので、大きな荷物を気にせず身軽に動けます。

安心のサービス

レンタル時には、整備が行き届いた自転車を用意してもらえるだけでなく、交通マナーや安全な走り方についても丁寧に説明してもらえます。おかげで安心してサイクリングを楽しめます。

最高のロケーション

東山にあるお店は、伏見や鴨川といった人気観光地へのアクセスが抜群。効率よく観光をスタートできます。

京都の何気ない日常の風景を五感で楽しみたい」「体力を気にせず自由に移動したい」そうお考えの方には、WanderCycle Kyotoでのe-Bikeのレンタサイクルを心からおすすめします。

さあ、あなたもe-Bikeに乗って、自分だけの京都の旅を体験してみましょう。